とくしまリンカーン
『とくしまリンカーン』とは、“とくしまの若者の、若者による、若者のための県広報ページ”。つまり一般公募で集まった若者たちが、県の取り組みを若者目線で取材し、若者目線で原稿を書き、若者に向けた記事としてあわわに掲載する、という企画なのだ。みんなが抱えるさまざまな疑問を解決していきます!

世界各地で起きる地震や洪水など災害の数々…。それは決して私たちと無関係の話ではなく、ここ徳島でもいつ災害が起こるか分からない! 徳島では南海地震が来ると言われているけれど、本当に起きるのか!? もし地震や台風などの災害が起きたら、私たちはどうすればいいのか。 コレを読めば災害をより身近に、よりリアルに感じるはず。 地震や火事・台風に向けて、一人一人が注意して備えよう!

隊員4号マギー
好奇心旺盛な現役高校生。毎日50分かけて自転車通学!体力には自信有り。

おっとりとした外見とは裏腹に、メガネの奥に鋭い洞察力を潜ませるキレモノ女子大生。

夏はもっぱら雪駄のさすらい女子大生。クールな目線と鋭い観察力が自慢。

CGやイラスト大好きな現役女子大生。マウスをペンに持ち替えて参戦!

リンカーンの編集ボスこと、“テニスの王子様”。笑顔と素朴なオーラが魅力。

南海地震の特徴は何といっても“強い揺れと津波”。まだ記憶に新しい兵庫県南部地震(阪神大震災)がマグニチュード7.3ということは、南海地震の方がマグニチュード1.1大きいということ。しかもマグニチュードは1違うと、地震の規模は32倍にもなるとか。それに伴って9mもの高い津波も発生するのだから大変! そして下の表でも分かるように、南海地震はなんと100〜150年の周期で昔からずっと繰り返し発生しているのだ。「30年なんてまだまだ先!」なんて思っているあなた、今の年齢に30歳プラスしてみたら…? さらに恐ろしいのは、昭和南海地震は過去の地震と比べて小さかったのでエネルギーが残っていると考えられ、次の南海地震が早くやってくる可能性があるということ。“30年以内”はつまり、もしかしたら“明日”にでも地震が来るかもしれない…。(オスカル)

1946年に起きた昭和南海地震。M8.0という大きい揺れが60秒間も続き、徳島では家屋倒壊・津波による行方不明者・死者を202名という、全国の被災地の中で3番目に大きい被害を出す大惨事となった。過去の南海地震より少し小さい規模だったにも関わらず、津波の影響もあって大惨事となったのだ。特に沿岸部、海陽町(旧海南町)浅川地区の被害は大きく、死者は85人! 海の近くに家があるみなさん、地震後の津波には特に注意しよう。(ギギ)


▲浅川の各地に「南海地震津波最高潮位」の石碑が立っている。

▲県南には、津波の高さを測る印のついた電柱が多い。実際に電柱の横に

▲国道には機帆船が転がり、運動場には家、海岸はゴミの山となった。

▲壊れた家や海からの漂流物でごった返す村。

大田充治さん(69歳、当時9歳)
昭和21年12月21日午前4時19分、ゴーという突然の地鳴りの後、大きな横揺れが襲いました。父親のとっさの判断で津波に気づき、提灯片手に家族で山まで必死に走り、なんとか逃れることできたのです。川はゴボゴボとあがり、子どもの泣き声と家が倒れる音で騒然となる村を横目に、山では余震が何度か続きました。午前6〜7時頃、ようやく辺りが白んできた時に見た村の景色が、今でも忘れられません。大切なのは、過去にこのような地震が起き大惨事を招いたという事実を知り、次の地震に備えることです。

辻肇さん(89歳、当時30歳)
地震が発生した直後、津波の前兆はいったん潮が引くと聞いていたため、海に潮位の確認に行きました。ところが十数メートル先の潮が盛り上がり、地鳴りとともに波がコチラに寄ってきました。逃げる機会を失った私は波にのまれ、一時は死をも覚悟しました。しかし偶然流れてきた家の屋根に上り、運良く近くの小学校へ流され救助されたのです。津波の時には、まず逃げるというのが教訓です。また、災害の時は助け合いの心が大切です。自分だけ良ければいいというのはではなく、声を掛け合わないといけないよ。

今度南海地震が起きたら、最大約4300人の死者が出ると考えられている。その内訳は、津波によるものが1700人、建物・斜面崩壊によるものが2600人という予測だ。また、地震直後は徳島全体の95%の電力供給ができなくなるんだって!(ギギ)

南海地震の恐怖は、これまでの話で分かってもらえたはず。でも実際に体験したことがない人は、どれだけすごいかピンとこない人がほとんどでは? ということで今回は、大地震を体験できる『防災センター』に潜入してきました。みんな、自分が想像している以上に恐いよ〜!(ひこたろう)



姿勢を低くし、座布団などで頭を守りましょう。余裕があれば、机の下に入って。


避難経路の確保をしましょう。ドアや窓などが開かなくなっている場合があります。逃げ道があるか確認して。


揺れがおさまったら、火災が発生しないように火元の確認をしましょう。ガスの元栓が開いている場合には閉めて、電気のブレーカーも落と。冬場にはストーブの消化も忘れずに!

体験ツアー開催中!

地震、消火、煙、風雨、救命などの体験ができるツアーを開催中。開館日の9:30〜11:30、13:00〜15:30の間、30分間隔で実施。15:30〜のツアーでは風速30メートルと時間雨量150ミリの風雨体験もできるよ。団体(10名〜)の場合は要予約。

徳島県立防災センター
板野郡北島町鯛浜字大西165
TEL 088-683-2000
営 9:00〜17:00
休 月曜(祝日の場合は開館、翌日休)、第1火曜(祝日の場合は開館)
料 無料
P 21台
http://ourtokushima.net/bousai/

「防災の日」は、1923年(大正12年)9月1日に起きた関東大震災の教訓を忘れない、という意味と、この時期に多い台風への心構えの意味も含めて1960年(昭和35年)に制定されたもの。イベントが徳島県内でも開催されるので積極的に参加しよう!

■防災週間(8月30日〜9月5日)関連イベント

8月29日(火)〜9月10日(日) ジャワ島中部地震被害写真展示
8月30日(水)〜9月2日(土) 防災ビデオ上映会 9:45〜(各日4回上映)
9月3日(日) 「災害ボランティアのための炊き出し体験講座 大なべクッキング」9:30〜15:00
※8/31(木)までに防災センターへ要申込
すべて徳島県立防災センターにて 問・088-683-2100

■総合防災訓練 9月3日(日)

県内の各会場で医療救護訓練、避難訓練などの防災訓練を実施。
[主会場]東みよし町 小川谷運動公園
[分会場]県庁・三好市池田町総合体育館など6会場
問 徳島県企画課 088-621-2704

みなさんは自分の避難場所を知っていますか? それから家具の配置は大丈夫? 地震に備えて普段から出来ることはたくさんあるよね。とにかくいつ地震がきても大丈夫なように、普段の生活から見直してみよう。さらに困ったときは若者の力がとっても頼りになるよ。自分だけじゃなく、地域のみんなで助けあって地震を乗り越えよう!(オスカル)

●避難場所…各市町村で避難場所や避難経路をチェックしよう! 津波関係の標識もあるので、周辺を確認してみて。(津波注意、津波避難場所、津波避難ビル、災害避難所…etc)
●家具の固定…倒れやすいタンスや本棚などは固定し、背の高い家具の近くにベッドを置かないようにしよう。部屋がちらかっていると逃げられないので、まずは片づけから!
●ご近所つきあい…阪神・淡路大震災時、生き埋めや建物に閉じこめられた人のうち、生存して救出された約95%の人が、自力・または家族・隣人などに助けられたという。地域での助け合いは必要不可欠! まずは挨拶から、ご近所つきあいは大切に。
●“持出品”と“備蓄品”…緊急時には持出品のほかに、備蓄品があるのを知ってた?? “備蓄品”とは、逃げ出した後に取りに戻ることのできる蓄えのこと。“二次持出品”とも言うよ。
●171災害用伝言ダイヤル…被害時に安否が確認できるNTTのサービス。被災地の人が録音した安否情報などを、他地域の人が聞けたり、被災地以外の人から被災地へのメッセージを送ることが可能。毎月1日と、防災週間のある1月・9月には体験もできるよ。

[持出品リスト]
水、非常用食品、常備薬、身分証明書、小銭(公衆電話用)、懐中電灯、携帯ラジオなど ※持出品は5kgが限度
[備蓄品リスト]
水、無洗米・レトルト食品・インスタント食品・缶詰などの食料、缶切り、救急箱、マッチやライター、防寒具、毛布、軍手、現金など※3日分が目安

最近の火事で多いのが天ぷら油の発火。台所で火を使う時は、絶対にそばを離れないようにしよう。また放火の被害も多いので、家の周辺に燃えやすい物を置かないように気をつけよう。
1.火事を見つけたら、大声で「火事だ!」と家族や隣近所に知らせる。
2.小さい火は消火器で消火。天井に火が移ったり煙が充満していたら、姿勢を低くして鼻と口をタオルやハンカチで押さえて避難。
※大切な物を取りに戻らない!
※天ぷら油火災は水で消さない!濡れシーツ・バスタオル等で鎮火させる。

▲消火器は10〜15秒で空になるので、火元を狙った的確な消火が大切!(『防災センター』にて)


これからの時期、最も気をつけないといけないのが台風。地震や火事と違って事前に準備をしやすいので、しっかり情報を確認して備えよう。
1.台風が接近していたら天気予報に注意する。
2.飛ばされそうな物は結びつけるなどの準備をする。
3.周囲の状況をよく確認する。避難指示や避難勧告をよく聞き、その指示に従う。

▲「風速30メートルって、こんなにひどいの!?」息ができないくらいの暴風だったよ!(『防災センター』にて)

知事と対話できるチャンス!『しゃべり場とくしま』開催決定

 知事が各地で県民とさまざまな意見交換をする『しゃべり場とくしま』。今回は10代・20代の人を対象に開催します。この機会に、日頃感じている思いの丈を知事にぶつけてみませんか?

日時:10月7日(土)14:00〜
場所:四国大学交流プラザ(フォーラムホール)
募集人数:パネリスト4人程度、一般参加150名程度
パネリスト希望の人は住所、氏名、年齢、電話番号と発言したい意見の概要を1つ書いて、ハガキまたはメールで9月8日(金)までに県秘書課へ。
問:徳島県秘書課広報広聴担当 TEL.088-621-2021

若者の、若者による、若者のための県広報ページ「とくしまリンカーン」がいよいよスタートしました。この「とくしまリンカーン」を通じて、皆さんに徳島のことについていろいろと考えていただき、良いと思ったことは積極的にアクションを起こし、誰もが「住んでよかった」と実感でき、そして全国に誇れる「オンリーワン徳島」の実現に向けて一緒に頑張りましょう。若さみなぎる皆さんのパワーに期待しています!
飯泉嘉門徳島県知事

 第一回『とくしまリンカーン』は、いかがでしたか? 少しでもみなさんの防災意識が高まればウレシイです!今回の企画に関するご意見やご感想をお待ちしてます!
 また『とくしまリンカーン』では、この企画を一緒に作っていく特派員スタッフを随時募集中。「徳島をもっと盛り上げたい!」というアナタは、住所・氏名・年齢・連絡先を書いて連絡してね!
ご意見、ご感想、特派員応募はコチラまで → ad@awaawa.com

●防災センターで普段体験できないことも体験でき、災害に対する認識もかわりました☆(ひこたろう) ●防災センターで実際に地震を体験し、揺れで何もできないことが分かり、地震は恐ろしいと改めて思いました。(ギギ) ●これからは来るべき地震に向けて、非難用具や家具の配置など、しっかりと自分自身で対策をし、さらに親戚や友人にも呼び掛けたいと思います。(オスカル) ●今回の取材を通して普段出会わない人との出会いがあり、知らなかったことを知ることができてとても勉強になりました。(マギー)