紅葉の時期を迎え、冬がもうすぐやってくるな~と思いつつ、
まだまだ秋を楽しまねば!!!
と秋が好きなまっきーです。こんにちは~。
欲張りな私は、食欲の秋、アウトドアの秋、さらに芸術の秋も満喫したいのです。そこで…
鳴門市にある、『大塚国際美術館』に行ってきました~!!!
原寸大の作品が1,000点余り展示!
紅白歌合戦で米津玄師さんが歌った場所として、より注目を集めている『大塚国際美術館』。
館内には、世界的に有名な絵画が陶板で原寸大に再現されているのです! しかも、その数1,000点余り!
地下3階から地上2階まで、色彩や大きさ、筆遣いまで再現された作品がズラリと並んでいます。実際の名画を見るような迫力を味わえます!
そんな『大塚国際美術館』、実は私、過去に3回ほど行ったことがあるのです。思い返すと、最後に行ったのは8年前…。(時の流れの早さよ…。)そう、大学入学してすぐの学部のレクリエーション的なもので。
過去に行ったときとは、また違う視点で見えて本当に面白かったです! それでは、さっそくレポートへいきましょう!!

いざ、入館!
古代、中世、ルネサンス、バロック、近代、現代と西洋美術の変遷が美術史的にわかるように系統ごとに展示されています。地下3階から地上2階へと階が上がるにつれ、新しい時代に描かれた作品が展示されています。
地下3階の古代ゾーンはキャンバスに描かれたものよりも、建物の壁や壺に描かれたものが多く展示されています。絵画は「日常生活」から始まり、芸術として発展したのかもしれませんね。


中世ゾーンになると、キリスト教の絵画がたくさん! 4世紀にキリスト教が公認されたことが所以だと考えられるそう。芸術作品から、時代背景が見えるのって面白いです!(8年前の私はここまで理解できていませんでした、成長。)


エスカレーターで地下2階へのぼると、めっちゃかわいいフォトスポットがお出迎え! これは「撮るしかない~!!」とご機嫌でパチリ。

この階では、ルネサンスとバロック時代の作品が見られます。
「ルネサンス???」
「バロック???」
わからない方も多いと思うので、かなりざっくり言うと…
ルネサンス・・・
「再生」という意味を持つフランス語で、14世紀中頃イタリアに発生し、16世紀までヨーロッパ全土に広まった文化的な運動を指します。これまで平面的に描かれていたものが、立体的に空間や人を表現したり、宗教がに加え、科学や哲学、文学をテーマとする作品も描かれるようになりました。
バロック・・・
カトリックとプロテスタントの宗教対立が芸術に大きな影響を与えたと考えられています。光や影のコントラストなど、インパクトのある美術品が多くあります。
こんな感じです。ここから誰もが知るような有名な作品がたくさん出てきますよ!
まずは、ルネサンス。




ちなみに…『大塚国際美術館』の人気作品ランキングによると、

[モナ・リザ]は2位! たくさんの人に囲まれて、モナ・リザもびっくりでしょうね(誰目線)。原画はフランスのルーヴル美術館にありますが、ルーヴル美術館ではこんな近くで見れませんよ!
つづきまして、バロック。


実際に作品を鑑賞すると、光と影のコントラストが印象的な作品が多いですね。事前に知っているのと知らないのとで、全然違って見えると思います。
そして、屋外展示でモネの[大睡蓮]が展示されています。こちらは近代の作品になりますが、ぐるっと360°の絵に囲まれるって不思議な感覚!

しかも、この展示室の近くにはカフェレストラン『カフェ・ド・ジヴェルニー』があって、作品に隣接するテラス席で食事を堪能できます。

天気もよかったので、テラス席でいただきました~!


お腹が満たされたところで、作品鑑賞へ!
地下1階は、近代の作品を中心に展示されています。18世紀半ばから、新古典主義やロマン主義、印象主義など、いろいろな主義が生まれます。美術品がどんどん新しい表現によって幅を広げていきます。





地上1・2階には現代アートや、時代を超えて古今の芸術家に描かれた作品をテーマごと展示。
かの有名なパブロ・ピカソやシャガール、私の大好きなアンディ・ウォーホルなどの作品を鑑賞できます!
地上1階には広々とした庭園があって、景色を眺めながらゆっくり座って一休みするのもいいですね。

今度の休みは大塚国際美術館へ行こう!
1,000点以上の作品に加えて、3つのカフェ・レストランがある『大塚国際美術館』。3時間半、あっという間でした! 音声ガイドもあり、「丸1日を美術館で過ごせる」という方もいるのも納得。鑑賞後に、ミュージアムショップでお気に入りのグッズを買うのも楽しめます!
チケットは美術館入り口でも買えますが、インターネットでの事前購入がおすすめです。(現地で購入するよりちょっとお得です!)

近くの専用駐車場から随時シャトルバスも出ていて、さらに美術館前にバス停があるので、徳島駅や鳴門駅から路線バスでのアクセスも◎
一人ももちろん、友だちと、家族と、恋人と、今度の休みは『大塚国際美術館』でアートを思う存分味わってください~!!