地元民からは「おこおっつあん」と呼ばれ、親しまれている四国百名山・高越山。徳島県吉野川市に位置する山で、標高1133mあり、別名「阿波富士」とも呼ばれています。
昨年の秋、その高越山でプチトレイルを行ったので取材レポートをお届けします!
訪れたのは木の葉が色づき始めた時期。少し霧がでていたものの気持ちのいい晴天でした。

トレイル初心者にやさしめのコースでスタート(笑)
車で高越寺駐車場まで行き、そこから歩いて高越寺参道へ入りました。


参道は歩きやすい美しい道。修験の山らしく、道沿いの随所に石仏や岩壁の行場など見どころたくさん。




(山での挨拶は単なるマナーではなく、互いに存在を確認し合うためのもの!)



高越からさらに上へ、奥之院と山頂に建つ弘法大使像を目指しました。

途中、迫力満点の巨木にであいます。


山頂までもう少しだぞ!ってところでこんな看板を見つけました。

1122mで「いい夫婦」!語呂合わせ!ぜひ、夫婦でここまで登ってほしい(笑)

頂上(1133m)には弘法大使像。なんと神々しい…。静かに独りたたずみ、鮮烈な印象。(ちなみに、ここにも語呂合わせの看板があり‥‥1133mで「いいサミット」笑)
山頂から見える景色は絶景で、徳島市内にこんなポイントがあったのか~と、とても良い発見をした気分になりました。

そして、その先にある奥之院に到着。


奥之院でお参りをすましたら、そこから、少し急な斜面の道を通って駐車場へ降りて行きました。
駐車場に戻ったら、車に乗って「母衣暮霧滝」へ。
「母衣暮霧滝」と書いて「ぼろぼろたき」と読みます(うーん!読めない!)

個人的にとてもおすすめスポットです。間近に滝が見えて、滝つぼもある。涼しくて、疲れた心と体を一気に浄化された気分になりました。
どうして「ぼろぼろ滝」と呼ぶかというと、昔ある僧侶が滝で昼夜忘れて一心不乱に修業し、着ていた衣がボロボロになるほどだったという伝説からだとか(あくまで説です)。

東部エリアで、1日でこんなに自然が体感できる場所があるとは知りませんでした‥‥。帰路には運よく二ホンジカに遭遇。これからハイキングやピクニックに良い季節になるので、高越山、登ってみてください♪