新4年生になる娘。
春休みの国語の宿題に、こんな文章問題が・・・

娘「ママ、手すきって何?」
私「昔ながらの紙の作り方やなぁ。しかも、徳島でもこの”手すき”をさせてくれる施設があるんじょ。行ってみる?」
と、さっそく次の日。
吉野川市山川町の『阿波和紙伝統産業会館』さんへ。
少人数なら、予約せずとも“手すき”体験ができるらしいのです。※体験できる時間帯は要確認
私も子どもの頃に連れてきてもらったな~^^

場所は静かな住宅街の中。
入館料を支払って中に入ります。

入ると、ガラス張りの作業場がどーん!
娘の期待もMAXに。

体験メニューは
●はがき判体験
●半紙判体験
●3時間フリーコース
※入館料とは別料金要
から選べます。 今回は娘の希望で「半紙判体験」をチョイス。

体験コーナーでは、楮(こうぞ)や三椏(みつまた)といった聞きなれない自然素材を使った、原材料が準備されています。
ここに手すきの道具を沈めて、材料をすくってから、水分を下に落とすようなイメージで縦横に揺すります。

このサイズだと、うちの娘(9歳)ぐらいだと一人で持てるかなという重さ。
スタッフさんがサポートしてくださったので、とてもキレイにできました。
次は、ここへ着色したり、和紙などで模様を付けたりして、オリジナリティを出していきます。

娘、夢中!


その後、脱水し、熱い鉄板の上で乾燥させること少々・・・

じゃーん! 完成です^^
乾燥前より色味は淡くなり、より自然な風合いとなりました。

ちなみに、娘はこの前の週に見に行った“勝浦の桜”をイメージした和紙に仕上げたそうです。

和紙なので、もちろん紙として使えるのですが、額縁に入れて飾るのもオススメだとか。

子どもはもちろん、県外から来たお友だちを連れて行ってあげると絶対よろこばれる施設ですね。



事前予約で、藍染体験もできるそうなので、また改めて足を運んでみようと思いました。
ご親切に指導してくださったスタッフの皆さま、ありがとうございました。