はい、やって参りました。『ラーメンは汁まで残さず飲み干す女』みくりさんです。

実はわたし、何を隠そう成人するまで一度もラーメンを外で食べたことがありませんでした。（驚）

みくりさん：金ち〇んラーメンがあればそれでいい。（キリッ☆）

本気で思っていました他のインスタントラーメンに浮気をすることもせず、まるでこの世には金ち〇んしか存在しないのだと言わんばかりに。

そう、あの日…彼に出会うまでは。（回想モード）

旦那様：ラーメン屋で食ったことないとか人生の半分損してんで。（キリッ☆）

みくりさん：へぇ。（初デートでラーメン屋とかマイナスポイントやで）

およそ8年前（だから歳がバレるって）今の旦那さんと付き合い始めた頃、最初に連れて行かれたのがラーメン屋さんでした。

導かれるまま渋々と暖簾をくぐり、初めて食べたのはあの超有名な徳島ラーメンの大御所。カウンターには何故か生卵が設置され、券売機の使い方もさっぱり。

すべて旦那任せで事は進み、恐るおそる食べた徳島ラーメンのファーストインプレッション。

みくりさん：（こっ、この濃厚な出汁と生卵の絶妙なマッチング！ さらにその味がしっかりとコシのある麺に絡んで余すことなく口内を埋め尽くす…これはインスタントの比ではない！）

悔しいですが、本当に人生の半分損したなと思いました。それからはデートと言えばふたりでラーメン屋さん巡り。

西へ東へ県下一円出向いては何故かわたし1人がブクブクと太っていきました。（運動しろ）

結婚した今も、月に2回は外食先がラーメン屋さん。

新店チェックはもちろんあわわに務める私のシ・ゴ・ト☆（仕事しろ）

みくりさん：（なにっ！？ ご近所さんのマルメン製麺所がラーメンの自動販売機を設置…だと！？）

マルメン製麺所は超がつくご近所様。

徳島マルシェで出店していた際には、何度か購入もさせていただき家族でおいしくいただいておりました。

そろそろまた食べたいな～と思っていた矢先のこの朗報！ 見逃す手はありません！

早速お財布片手に会社を飛び出しました。（だから仕事しろ）

■もしかして日本初!? 大博打の冷蔵生麺自販機爆誕！

みくりさん：すいません！ ラーメンが出てくる夢の自動販売機はこちらですか？

その御方は工場の壁に沿うようにポツリと設置されていました。

この自動販売機からなのか、後ろの工場からなのか、ふんわりと温かみを帯びた麺の香りが周囲に立ち込めています。

マルメン製麵所の企業理念の中には『変化を恐れない』、『挑戦から逃げない』という項目がありますが、まさにそれを突き通したような今回の自動販売機設置。

マルメン製麺所では毎週火曜日と第三土曜日に直売所も開設しています。（現在毎週火曜のみ）

マルメン製麺所のオリジナル麺は驚きのラインナップがずらりと並びます。

実際に食べてみたくなるようなコラボレーションから、これって本当に麺と合うの？ と疑ってしまうもので。

月に2～３種類の新商品が開発されているそうなので、これを楽しみに直売所へ通うのも楽しいかもしれません。

■製造工場直販所は口コミで大人気！

みくりさん：マルメン製麺所さんは県内のたくさんのラーメン屋さんが利用されてますよね！ 最近も新店のラーメン屋さんの前にマルメン製麵所さんからの花輪が出てましたよ☆

森さん：いやいや。うちは創業年数も浅いですし、県内にはたくさんの老舗の製麺所さんがあるのでまだまだですよ。

みくりさん：そんなご謙遜を…因みにオーダーメイド麺を希望する場合は、オーナーさんと一緒に共同開発されるようなかたちですか？

森さん：開発はこちらで請け負います。例えば『○○（有名店）の麺に似せて造って欲しい』といったざっくりした要望にも対応します。足を運べる範囲なら、開発担当とその有名店に出向いて実際に味を確かめに行きます。過去には神戸まで行ったこともありますね。それで出来上がった麺を依頼主さんに食べてもらい、「NO」となったら再びお店へ足を運ぶこともあります。

みくりさん：わあ…大変な開発努力をされてるんですね。

わたしに近々ラーメン屋の開業予定はありませんが、もし依頼するならこんなに親身になって開発に取り組んでくれる会社がいいですよね！

その時が来たらぜひお願いしたいと思います