【おでかけ】豊かな自然や歴史に触れる観光トロッコ列車「藍よしのがわトロッコ」の旅

【おでかけ】豊かな自然や歴史に触れる観光トロッコ列車「藍よしのがわトロッコ」の旅

情報掲載日:

こんにちは!

あわわ編集部です。

暑かった夏もようやく落ち着き、もうそろそろ秋がやってきます。

皆さん、秋といえば何を思い浮かべるでしょうか?

食欲の秋、芸術の秋、そして忘れてはいけないのが行楽の秋!

今回はこれからのシーズンにぴったり!

徳島にいながら非日常感が味わえる、観光トロッコ列車をご紹介します。

人気観光トロッコ列車『藍よしのがわトロッコ』が運行再開!

まず、編集部がやってきたのは県内の交通の拠点である徳島駅!

さっそく今回乗車する列車を紹介します。

それがこちらの『藍よしのがわトロッコ』です。

このトロッコ列車は2020年10月にデビュー。普段特急列車として使用されている車両にトロッコ車両を連結した2両編成で、そのカラーリングは徳島が誇る伝統文化・阿波藍を淡い藍色から濃い藍色へのグラデーションで表現しています。

コロナ禍という難しい状況のなかでの運行がスタートしたのですが、徳島では珍しい観光列車として話題を呼び、チケットが売り切れてしまうこともあるほど大人気列車に! 

なんと、2021年2月~3月にかけては『京都鉄道博物館』にも特別展示されました。

そしてこの度、2021年8~12月、2022年3月の運行日が決定!

運行再開一番列車に乗車させてもらえることになりました。

特急列車の車両もこの通り! とても美しいデザインで、列車を背景に記念撮影をされる方たちがたくさんいらっしゃいました。

列車の顔となるヘッドマークには、美しい「藍」の文字が! こちらは阿南市在住の書家・天羽汕景(あもうさんけい)氏の作品で、JR四国で書家の文字が採用されるのは初めてのこと。車両のデザインに合わせ、文字もグラデーションになるように工夫されていて、一画目のスッと伸びた線は、風を切って走るトロッコ列車をイメージされているそうです。

吉野川流域の豊かな自然の中を駆け抜ける

美しい車両を楽しんでいると、あっという間に出発時間。

JR四国の職員さんをはじめ、たくさんの方々がお見送りにかけつけてくれました。

そんな皆さんに手を振りかえしていると、列車が動きはじめました!

『藍よしのがわトロッコ』が運行するのは、徳島駅~阿波池田駅の区間。徳島駅~石井駅間は市街地を走行するため特急車両に乗車します。

発車してしばらくすると車内にアナウンスが流れはじめるのですが、こちらも普段とは違い徳島の文化や沿線の歴史などを紹介してくれます。 

そうこうしていると、出発から15分ほどで石井駅に到着!

車掌さんの案内でトロッコ車両に移動します。

※車内撮影は徳島駅で実施。

木のテーブルとシートで落ち着く印象の車内。ご覧のとおり窓の部分は大きく空いていて、視界が一気に広がることでトロッコへの期待感が高まります。

石井駅を出発してしばらくは、のどかな田園地帯を走行。通常の特急列車よりも低速での運行となっていますが、それでも車内には髪がなびくほどの風が! 今回乗車した下り便は「さとめぐみの風」と名づけられていて、道中の山々の風景や里山の景色を「風」を感じながら楽しむことができます。

随所の見どころを見逃さないようにと、こちらの列車には毎回ガイドさんが乗車。思わず「へぇ~」となる沿線の文化や豆知識を紹介してくれるほか、シャッターポイントも事前にアナウンスしてくれるので鉄道旅を満喫することができます。

石井駅を出発した列車は、途中穴吹駅、阿波加茂駅に停車して阿波池田駅にむかうのですが、その間にたくさんの駅を通ります。それぞれの駅のエピソードも実はこの旅の楽しみの一つで、たとえばこちらの学駅!

とても変わった駅名は、昔この土地にあった了慶寺(りょうけいじ)というお寺に、各地から大勢の人たちが学問を習いに来たということに由来しているとのこと。そしてこちらの駅で発券される入場券は、右端の上部に「入」、下部に駅名の「学」が印字され、これが「入学」と読めることから、受験を控えた学生への縁起物としてとても喜ばれています。

この駅で下車して入場券を購入することはできませんが、トロッコ列車内の車内販売で購入できるほか、四国内の主なJRの駅やオンラインショップからでも手にすることができます。お土産やプレゼントとしていかがでしょうか?

学駅を過ぎてしばらくすると、いよいよ右側に日本三大暴れ川の一つで、四国三郎の異名を持つ吉野川が姿をあらわします。 列車は徐々にスピードを落とすと、これから先は雄大な自然を楽しむための時間!

取材当日まで降り続いていた長雨の影響で残念ながら川はかなり濁っていましたが、車掌さん自らが吉野川に関する逸話を面白おかしく紹介して盛り上げてくれました♪  晴れの日であれば美しい水面と山々の緑のコントラストがそれはそれは美しく、絶好の撮影スポットになるそうです。

さらに穴吹駅の直前で穴吹川と交差。穴吹川は剣山を源流として美馬市木屋平~穴吹町を流れ吉野川にそそぐ一級河川で、「日本一の清流」と称されています。その美しさからTVCMのロケ地に選ばれたことも。もちろん橋を通る際も低速運転してくれるのでカメラの準備をお忘れなく!

徳島駅から約1時間20分。最初の途中停車駅・穴吹駅に到着しました。駅前には老舗和菓子店『日乃出本店』があり、こちらで販売している[ぶどう饅頭]は徳島の銘菓の一つとして古くから親しまれています。

また、川向いには水運と街道の分岐点として栄えた「うだつの街並み」があります。うだつとは隣家との境界に取り付けられた防火壁のことで、これを造るのに多額に費用を必要としたので当時は富の象徴とされていました。そういった古き良き街並みが残されています。

穴吹駅から「うだつの街並み」への移動は徒歩だと少し時間がかかるので、車での移動がおすすめ。周辺の観光スポットをめぐるお得なタクシープランもあるので、観光下車される方はぜひチェックしてみてください!

手厚いおもてなしに感激!

楽しい鉄道旅もいよいよ後半! 貞光駅直前ではうちわやタオルを持ったご婦人の皆さんが歓迎してくれます。こちらの皆さんは地元の婦人会の方々で、トロッコ列車の運行がスタートしてから毎回かならずお出向かいをしてくれているそうです。

続いて到着した貞光駅では、少しの間運転停車。

この日は、この地で昭和4年創業の老舗『栗尾商店』によるお茶とお菓子のお接待がありました。

『栗尾商店』の[鳴門うず芋]は蒸かした鳴門金時を特製の蜜床に漬け込んで乾燥させたお菓子。軽い歯ごたえが特徴で、こちらもお土産として喜ばれています。

お腹が空いたら車内販売やお弁当を楽しもう

美しい景色をしばらく楽しんでいたら、時刻はちょうどお昼に!

鉄道旅の醍醐味の一つといえば「駅弁」です!

実は徳島県では2016年に駅弁の販売が終了。全国的に珍しい駅弁の販売がない県だったのですが、『藍よしのがわトロッコ』の運行スタートに合わせて久々に復活! 

こちらは下り列車限定の[阿波尾鶏トロッコ駅弁](1,300円)※要予約。徳島が誇るブランド鶏・阿波尾鶏のプリっとした程よい歯ごたえと甘み、コクが存分に味わえる仕上がりに大満足!

阿波尾鶏トロッコ駅弁の予約はこちら▼
栗尾商店(TEL:0120-38-48-58)
受付時間:9:00 ~ 17:00(土日祝日をのぞく)
乗車日4日前までに電話にて事前の予約を。
※乗車4日前が定休日の場合はその前日までに予約を

阿波池田駅から徳島駅にむかう上り列車では、国産うなぎを秘伝のタレでふっくら焼き上げた[藍よしのがわうなぎ弁当](3,000円)を販売しています。※要予約。

藍よしのがわうなぎ弁当の予約はこちら▼
日本料理味匠藤本(TEL:0883‐79‐3212)
受付時間:10:00~18:00(火曜を除く)
乗車日4日前までに電話にて事前の予約を。
※乗車4日前が定休日の場合はその前日までに予約を

また、車内では徳島ならではのお菓子、飲み物、トロッコオリジナルグッズなども販売されています! 旅のおともにいかがですか?

終着駅は旅のはじまり!

出発してから約2時間30分!

吉野川と美しい山々の景色のなかに、賑やかな街並みも見えてきました。

列車はもうまもなく終点の阿波池田駅に到着します。

こちらの列車には乗車記念のプレートやスタンプが用意されているので、降車前に事前にお立ち寄りを! 

そして阿波池田駅に到着! 駅のある三好市をはじめとする徳島県西部は、美しい自然や文化的な資源などが数多く残されており、はじめて訪れてもどこか懐かしい日本の原風景と出会うことができます。到着時刻に合わせて街歩きがガイドツアーも開催されているので、この機会に散策してみてはいかがでしょうか?

開催日時:トロッコ列車運行日の13:10~14:10(所要時間:約60分)
参加費用:1,000円/人
申込期限:ツアー日3日前まで
申込み先および問い合わせ先
三好市観光協会(TEL:0883-76-0877)

また、当駅を経由して四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた渓谷・大歩危へとむかう観光列車『四国まんなか千年ものがたり』に乗り換えることもできます。

人の温かさに触れ、美しい風景にも出会える大満足のトロッコ旅!

チケットは事前予約制なので、興味のある方はぜひお問い合わせを。

藍よしのがわトロッコ詳細

運行区間/徳島駅~阿波池田駅(トロッコ乗車区間/石井駅~阿波池田駅)

運行ダイヤ
●さとめぐみの風(下り便)
徳島(10:28発)→石井(10:45着、10:48発)→穴吹(11:46着、11:47発)→阿波加茂(12:39着、12:40発)→阿波池田(12:59着)

●かちどきの風(上り便)
阿波池田(14:33発)→阿波加茂(14:52着、14:53発)→穴吹(15:35着、15:42発)→石井(16:35着、16:42発)→徳島駅(16:58着)

料金
徳島~穴吹:大人1,400円、子ども690円
徳島~阿波加茂:大人1,830円、子ども910円
徳島~阿波池田:大人2,190円、子ども1,090円
※座席指定料金(大人530円、子ども260円)を含みます。

運行日
運転日/土・日・祝を中心に運行 (10、11月は金曜日も運行)

問い合わせ
0570-00-4592(JR 四国電話案内センター)※8:00~20:00

※藍よしのがわトロッコの他にも四国では様々な観光列車が運行中! 非日常の優雅な列車旅をお楽しみください。
各列車の詳細はこちらをクリック▼

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