どうも、のんのです。
楽しみにしていた人がどんだけいるか分かりませんが、とりあえず後編!
前回のあらすじはこれ。
朝の9:30にアミコを出発してはやお昼前。
とりあえず旅も半分。
ですが、ワシのHPはもうほぼゼロ。
見てくださいよ、この格好。
「疲れ」とTシャツに書いてあるのが見えるかのように、腰に手あてて休憩しております。
あと、基本ワシの後ろ姿ばかりですが、正面からの顔はもう見るに耐えない感じなので(汗だく&眉間にシワ)
「うしろから・・うしろからで・・・」というオーダーをしているからに他なりません。
電動アシストあっても、やっぱり足の力がいるもんね。ツレぇ。
でも景色はすごい最高!
ちなみに川の向こう側は松茂町。川に囲まれた町=川内町を、ほんとに1周しているんだなあ、みつを。
私の苦労はさておき、三十三ある石の観音様について。
三十三という数ながら、見ていると見事に皆さん表情が違うのです!
なんでも作者が3人ほどいたらしく、その作り手によっての差があるのも表情が違う理由のひとつなんだとか。
観音様を作っている石は、撫養石だそうです。
よくお墓で聞く庵治石みたいにその地域で採れる石で、鳴門市撫養町あたりから持ってきた石です。
庵治石はお墓に適していることからも固いのが特徴だそうですが、撫養石は砂っぽい柔らかさが特徴だったそうです。
だから、観音様の表情などを彫るのも簡単で使われたということなんですね。ためになるねえ!
川に浮かぶ亀を見て「あ、亀!」とテンションがあがる小学生のようなワシと、次の場所を確認する大人な黒田さん。
徳島では海苔の養殖も盛ん。
海面で行われる黒のりを採る時に使う船を教えてもらいました。勉強になるなあ、マジで。
ちょうど走っている道は、鳴門サイクリングロード。
景色もよく走りやすいわけですねえ。
ってのんびり言うてる場合ではなく、まだまだ行くのですよ!
/ひー!まだまだじゃー!\
眉山を望む広々としたところにも観音様。
道の下をひょっと見ると観音様。
「ほんと、川内を囲むように建ってるな・・・」
ん?
なにか視線を感じる・・・。
ん??
!?
!!!!!!!!!!
ヤギがおるッ!!!!!!!!!!!
ふえー!住宅街に草をはむヤギーーーー!!!
これ、ちゃんと飼っているペットのヤギ。
飼い主さんと話しましたが、なぜここにいるかは諸々の具合で割愛。
おとなしくて、かわゆい。
からの観音様。
ヒーヒー言いながら、ラストスパートォォォ!
しらさぎ大橋までやってきた!暑さと足の痛さで白目ー!
三十三石観音の云われの石碑も見つけました。
んで、ラスト!
最初にいらっしゃらなかった一番さんと三十三番さんが工事のため一時的に移されているお寺へ。
左が一番さん、右が三十三番さん。
フィニーッシュ!!!!!!
走ってて思ったのが徳島お寺多いな!ってこと。
田舎だし、近くに氏神様や信仰の場があってほしいという声があったのだろうという説を聞きました。
そういえば、巡った観音様はお花がまつられていたりお線香が立てられていたり、かわいい前かけをしていたり
周りもキレイにされているところばかりで、今でも近くに住む人が欠かさずお参りしているのが印象的でした。
地元に根づき愛されている観音様だということをひしひしと感じましたねえ。
あと、そういうのをきちんと絶えず行い手を合わせる地元の人たちがいるという徳島が、また好きになりましたし、我が住む街ながら誇らしく思います。
走っている間にカリフラワーやさつまいも、ネギ、川では海苔などがたくさん育っていること、鳥やカメ、魚もたっくさん生息していることは自転車じゃなきゃなかなか気付かない。
徳島=自然いっぱい!と言いますが、リアルにどんな野菜が育ち、生き物がうごうごいるほどキレイな水を保っているということを見ると、徳島の自然の豊かさをしっかり肌感覚で感じられます。
言葉で表現するのは簡単。
でもそれに実感がこもると、県外の人にもっと徳島の良さをPRできるんだろうなあ、と!タウン誌で働いていながら、まだ知らないことがあることや伝え切れてないことがあることを感じました。
やっぱ徳島って面白いぜ!
ご案内してくれた黒田さん。
忙しい&すんごい暑い日に、ありがとうございました!!!
とくしま旅づくりネットでは、徳島のいろんな場所や魅力を巡るツアーが開催されてます。
鍛冶屋体験とか楽しそうでしたよー。
気になる内容は下記をチェケラー。
のんのの観音様巡り体験がもしかしたらツアーになるかもしれません。
そん時はまたお知らせしますね!
あー楽しかった。
筋肉痛とメラニン色素が鬼ほど増えたことは、良き思い出補正で忘却したいと思います。
ではまた!