街ネタマルシェとは、徳島のどこかにある青空情報市場。
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徳島市中常三島町で先代の『珉来』から約50年にわたって、徳島大学常三島キャンパスの学生たちに愛されてきた『めぐみ食堂』が今年4月に中常三島町の店舗を閉店し、6月から鳴門市大麻町で営業を再開させた。中常三島時代は約40種類前後のメニューがあったが、今回は厨房がご主人一人ということもあってダントツの人気を誇る[ホイコーロー](単品600円・定食800円)や[ユーリンチー・もも](単品700円・定食900円)など人気上位メニュー約10種類を定番に。それ以外のメニューは日替わり定食としてお目見え。


取材日の日替わり定食は、登場するとオーダー率の高い[とりチリ定食](850円)。「日替わり定食は、季節感のある料理も出していこうか。冬限定でカキフライ定食などを考えてます」とのこと。10席と小さな店内ながら、周辺の工事関係者や土木系、週末は家族連れ。また、SNSで移転を知った徳島大学の卒業生や教授なども足を運んでくれるとか。
メニューを拝見していて気になったのが[ミラクルジュース](500円)という文字。一体これは? 「実はアロエを使ったオリジナルドリンクなんです。飲んでみますか?」とご主人。このジュース、作り方がとっても斬新。




畑で栽培しているアロエを大胆に皮ごとカットして、皮がついた状態で無加熱のすだち果汁と蜂蜜から作ったシロップとともに真空ミキサーへ入れて撹拌すること約5分。出来上がった原液をお水で割ると、鮮やかなエメラルドグリーンのジュースが完成。


気になる味はスダチの香りと蜂蜜の甘さがベストで実にサッパリ。アロエの皮の存在はまったく感じないのだ。「今から30年ぐらい前にアロエジュースのブームがあったんですよ。使っているアロエはよく見るタイプとは違ってエグみや苦みとかまったくない種類なので飲みやすいでしょ」。昔から、”医者いらず”と言われるほどアロエには便秘や胃腸病、熱中症や夏バテ、シミやソバカス対策にも効果があるそう。ぜひ定食と一緒に飲んでみて!

アロエの畑の雑草取りを担当するヤギの愛ちゃん、ラブちゃん。夕方4時過ぎには店舗横に帰ってくる。人に懐いているので子ども連れには人気なんだって。


