ダイバーシティ経営が生むイノベーション
~障がい者雇用への取組み事例から学ぶ~
“ダイバーシティ経営”という言葉、知っていますか?
ダイバーシティ経営とは、
「多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を
提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」
と定義しています。
「多様な人材」とは、
性別、年齢、人種や国籍、障がいの有無、性的指向、宗教・信条、
価値観などの多様性だけでなく、キャリアや経験、働き方などの多様性も含みます。
「能力」には、
多様な人材それぞれの持つ潜在的な能力や特性なども含みます。
「イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」とは、
組織内の個々の人材がその特性を活かし、生き生きと働くことのできる環境を整えることによって、
自由な発想が生まれ、生産性を向上し、自社の競争力強化につながる、
といった一連の流れを生み出しうる経営のことです。
引用元 経済産業省
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/index.html
日本語で「多様性」と訳されるダイバーシティ。
組織やグループなどで多様な人材を登用し、それぞれが持つ能力をいかすことで、
組織の競争力を高めようとする取り組みを指します。
そこで、
徳島県内の企業・団体、及び福祉支援団体の方々と「障がい者雇用」について情報共有し、
障がい者雇用・ダイバーシティ経営について理解を深めることを目的としたオンラインセミナーを開催します。
日時 | 令和3年12月10日(金)14時00分~16時30分
対象 | 徳島県内の企業・団体、及び福祉支援団体の代表・採用担当者様
場所 | ZOOM お申し込みはこちら
申込締切は12/3(金)※定員になり次第受付終了
第1部 14時00分~15時10分(70分)
ゲストスピーカーに
就労継続支援A型『mogu』 施設長・森本博通さん、
『徳島ランドリー』代表取締役社長・寺田敏行さん、
『ナイスリフォーム』専務取締役・湯浅真一郎さん
をお招きし、さまざまな取組み事例についてお話しいただきます。
<第1部タイムスケジュール>
14:00 あいさつ・趣旨説明・プログラム
14:02 ファシリテーター/グラフィッカー/運営団体紹介
14:05 事業全体の説明
14:10 自己紹介+活動紹介
14:20 徳島県の障がい者の雇用・就労状況(県労働雇用戦略課)
徳島県の障がい者の雇用・就労状況(県障がい福祉課)
14:30 「活動紹介」
就労継続支援A型『mogu』施設長森本さん+利用者さん
株式会社ナイスリフォーム 湯浅さん
徳島ランドリー 寺田さん
15:10 休憩(10分)

就労継続支援A型『mogu』施設長 森本博通[もりもと ひろみち]さん。

『徳島ランドリー』代表取締役社長 寺田敏行[てらだ としゆき]さん。

『ナイスリフォーム』専務取締役 湯浅真一郎[ゆあさ しんいちろう]さん。
第2部 15時20分~16時30分(70分)
ファシリテーターに
大阪成蹊大学 経営学部 経営学科 公共政策コース 准教授・佐野 淳也氏をお迎えし、
『障がい者の就労支援と居場所づくり推進』と『障がい者の就労支援と居場所づくり』
に向けたアクションについて、参加者のみなさんで意見を出し合いましょう。

1971年、徳島市生まれ。
法政大学大学院公共政策研究科博士後期課程満期退学、博士(ソーシャル・イノベーション)
阪神淡路大震災での被災地支援NPO、国際環境NGOスタッフ、東京学芸大学環境学習研究員、
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科准教授、徳島大学地域創生センター助教、
同志社大学政策学部准教授など経て現在に至る。
オンラインミーティングの対話内容は、
グラフィックレコーダー・さのはるかさんによる
グラフィックレコーディングにより、絵と文字で記録されます。
情報を整理し、可視化することで
内容の確認やコミュニケーションに活かすことができます。

イラストで通訳するグラフィッカー。
会議やワークショップなどの、対話や議論を絵と文字
で可視化する「グラフィックレコーディング」を行う。
USANET合同会社 代表

グラフィックレコーディングより。
<第2部タイムスケジュール>
15:20 グラフィックレコーディング共有
15:25 「障がい者の就労支援と居場所づくり」を推進するには
15:50 「障がい者の就労支援と居場所づくり」に向けたアクション
16:15 全体共有/グラフィックレコーディング共有/まとめ
16:25 今後の予定/アクション/アンケート/集合写真
16:30 終了
交流タイム(希望者)〜17:00
ダイバーシティ経営は社会貢献ではなく、
企業経営にとって有益な選択であること
~障がいの特性を理解できれば、もっと有効な障がい者雇用を行うことができる~
就労継続支援A型『mogu』では、しいたけの収穫やパック詰めなど、
複数の会社と雇用契約を交わしていて、実際に働いている障がい者は、現在9名。
今後は、新しい事業としての取り組みも考えており、
しいたけの収穫が終わった廃菌床を使ったカブトムシの飼育、販売等の商品化を進めています。
600人以上の障がい者の方と接し、
就労継続支援B型のサービス管理責任者、相談支援専門員等、多岐に支援実績をもつ森本氏。
「こんなにできる人がたくさんいるんだ!ということを訴えていきたい」と、熱く語ってくださいました。
また、株式会社徳島ランドリーでは、30年以上前から障がい者を積極的に雇用しています。
代表取締役社長の寺田氏は、徳島県中小企業家同友会の障がい者問題委員会委員長を務め、
県内の中小企業へ向けて、障がいがある人の就労支援と職場定着を推進されています。
『株式会社ナイスリフォーム』では、以前は営業担当者が行っていた分譲地や物件の草むしりを
障がい者に行ってもらうことにより、営業担当者の負担が軽減され、
障がい者の就労支援にも繋がっているそうです。
わからないこと、疑問におもうこと、質問してみたいこと、
いろいろな思いをまずはみんなで共有してみませんか?
『知ること』から一緒にはじめましょう!
参加申込はこちらからどうぞ。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfCOjJJKTS_AphqqtMkUj_oK8wAZZEG9a6a2_rGooL_tDcxew/viewform 申込締切は12/3(金)※定員になり次第受付終了