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もふもふした見た目に、可愛らしい仕草
比較的小さくておとなしく、ペットとしても人気の高いウサギ!
ペットショップでも関連の商品が充実し、以前よりも家族に迎え入れやすくなったような気がします。
そんなウサギですが、実は繁殖力が非常に高い動物としても知られています。
早ければ生後4カ月で発情期を迎え、一度にたくさんの子を出産可能です。
発情期を迎えるのには体内で分泌されるホルモンが関係しているのですが、なんとこのホルモンが体に悪い影響を与えてしまうケースもあるようなんです!
それはどういうことなんでしょうか?
詳しく取材しました。
ウサギの子宮は病気になりやすい⁉

やってきたのは徳島県板野郡藍住町にある『みなみ動物病院』さん。
犬猫を中心としながらも、フェレットやウサギなどのエキゾチックアニマルの診療にも力を入れています。
あわわの動物の特集でも、何回もお世話になっています。
早速院長の南先生にお話をお伺いしました。
Q.ホルモンの影響で、ウサギが病気になってしまうというのは本当ですか?

はい、残念ながらそのようなデータが出ています。ウサギは早ければ生後4カ月で発情期を迎えるのですが、このときに分泌されるホルモンの影響によってなんです。特に注意が必要なのは、お家でメスのウサギを単頭飼育されている方。妊娠できるからだになると卵巣からエストロゲンというホルモンが分泌され、子宮内膜を刺激・増殖させます。妊娠するとホルモンの分泌は休止するのですが、妊娠しない限り子宮内膜を刺激し続け、子宮腺ガンや子宮内膜過形成など子宮の病気になりやすくなります。早ければ2歳頃から発症するケースも報告されているんですよ。
このほか乳ガンを発症するリスクも高まります。ウサギの乳ガンは悪性のものが多く、見つかったときには手遅れという状況も少なくありません。
Q.そういった病気を予防するためにはどうすればいいんですか?

繁殖目的で飼育されていない場合は、避妊手術をご提案しています。卵巣や子宮を摘出すればホルモンによる悪影響を受けることがなくなります。ウサギの平均寿命は7~8年と言われていますが、先ほど申し上げたように2歳頃から命にかかわるような病気になってしまう可能性もあります。またウサギの場合は、そういった病気の早期発見が困難。ウサギの状態をチェックする方法の一つで尿の色をみる方法があるのですが、食べている餌の色素によって尿が正常でも赤っぽく見えることもあり判断がつきにくいのです。

避妊施術はどのくらいのタイミングに受けるべき?
Q.どのタイミングで避妊手術を受ければいいのでしょうか?

飼い主さんがどのようにウサギと暮らされたいかがポイントになってくると思います。例えば「一度は子どもを産んでほしい」とお考えなのであれば出産のあと。「この子と少しでも長く暮らしたい」ということでしたら、生後半年頃を目安にするのがいいかと思います。
Q.避妊手術をするとウサギじたいにも変化がありますか?

発情期になると縄張り意識が強くなり、飼い主を威嚇するようになる場合もあるのですが、避妊手術によってそういった行動を減らすことができます。また、自分の体毛をむしり取って巣作りをはじめる偽妊娠の予防にもつながります。
Q.ウサギの避妊手術にはどのくらいの時間がかかるのですか?

手術時間自体は大体30分程度で終了します。当院では原則日帰り手術としていますが、数日の入院をおすすめする場合もあります。順調にいけば1週間から2週間程度で抜糸ができます。ただウサギが専門分野外の動物病院もあるので、事前にホームページ等で確認されることをおすすめします。

決して珍しい事例の病気ではないようなので、ウサギと暮らしている飼い主さん、これからウサギを飼おうと思われている方は、ぜひ向き合ってあげてください。
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