唐突ですが、徳島の良さってなんでしょうか？

自然が多いところ？ 人が優しいところ？ アウトドアスポーツに適したところ？
私は“徳島ならではの食”にも、大いに魅力を感じます。

徳島ラーメンや鳴ちゅるはもちろんですが、そのほかにも昔から作られている料理やその場所でないと食べられない食は、県外、海外からの旅行客にも関心を持たれるはず。一口に徳島の郷土料理といっても、山に近い場所、海に近い場所では気候や環境がそれぞれ違うように、場所が違えば未知の料理がたくさんあり、県内に住む私たちにとっても非常に興味深いのです！

しかし、問題はあります。

昔に比べて物流が格段に良くなったり飲食チェーン店が増えるなど、その土地ならではの料理は日陰の存在となり、また郷土料理の調理技術の伝承もされないままであることも多いのです。これではいずれ衰退してしまう!!

そこで、今回は県内各地の地産地消の懐かしい料理を、その場所でその料理が作られてきた歴史なども含めて取材してきました。

県内ではメジャーなそば米汁

かきまぜ

のほか、ユニークな料理が続々登場。地域のお母さんに作り方も教えてもらいました。

また、「幼いころによく行ってた飲食店はふるさとの味でしょ！」ってことで、読者のみなさんから懐かしさを感じるとの声が多かった飲食店やお菓子も紹介してます。

便利になった現在、スーパーマーケットで何でも手に入ることに感謝しつつ、土地の産物をおいしく食べるため知恵を使った郷土料理についても、大切にしていきたいと思うのです。

詳しくはGeen3月号（2/21発売号）の「郷土の味、再発見」特集をちぇけらー！