こんにちは、みやちです!
四国で最初に太陽が昇る町でもある事から「光のまち阿南」と呼ばれる四国最東端の町、徳島県阿南市。そんな阿南市の地域密着型小説の出版に向けて実施しているクラウドファンディング があるんです!
小説で、徳島からはじめる社会課題の解決。
なにやら面白そうな内容ですよね…!でもそれってどういうこと!?
というわけでこのクラウドファンディングについてご紹介していきます。
留学生の徳島から始まるクリエイティブなまちづくり
クラウドファンディングで支援を募るのは、地域密着型小説「大学生A」の出版。
実施しているのは、韓国人留学生のYOUN JAEHYUNG(ユン ジェヒョン)さん。『クリエイティブな「まちづくり」プロジェクト』を開始し、プロジェクトの一環として阿南市の地域密着型小説「大学生A」の出版に向けて、クラウドファンディングを実施しているのです!
徳島大学の韓国留学生ユンさんは、母国でも加速している少子高齢化の日本での現実を見て、その答えを探そうとフィールドワークを積極的に行いました。『クリエイティブな「まちづくり」プロジェクト』は「地域がかかえる問題とその解決策」を見出すために始まったプロジェクトなのです。
プロジェクトの内容
洪水で、阿南市の中学校のグラウンドが浸水したニュースを見たユンさん。当時の話を被害を受けた本人に聞き、洪水に対するいろんな気づきを得たそう。今年の天気は以前より荒く、地球温暖化についても考えるようになったという。ユンさんは、洪水の被害だけではなく洪水によって得たことなどにも注目!災害対策、水(川)との共存、地域資源すべてを統括した「まちづくり」の必要性を見出しました。
そして、地域や行政への取材、大学の同じ学部の学生、他学部のゼミ活動、記者、企業経営者、議員、ボランティア団体など多くの人と出会い、そこから派生していくいろんな人々の考え。少しづつ広がる人脈、支援者の賛同を得る。自分の将来、恋愛、歴史、観光資源、災害、パンデミックウイルス、社会現象、地域、その未来と理想、地域住民との深い共創、地域企業との深い協力、地域行政との深い連携、ユンさんが実際に日本での生活から考察した大学生の悩み、そのすべてが綴られた完全オリジナル小説で活動を始めたそうです。
小説「大学生A」の概要
今作の小説のタイトルは「大学生A」です。
一体どのような概要かと言うと…
[以下クラウドファンディングページより抜粋]
将来のことで悩む、みんなの同じ大学生A は、夢の中で自分か構築した全くの異世界で「あの人」に出会う。

ある日、ダムが決壊し、町を襲う洪水を住民に知らせるために奔走するが、荒れ狂う川の流れは威力を増する洪水を経験する。夢から覚め、すべてを忘れる。いつもの日常が始まりそして終わる。夜、また異世界での夢が始まる。自分を見つめ直し様々な気づきが大学生A を成長させていく。
話の舞台はもちろん徳島なので、読むと徳島の人なら共感できるネタがあって、読みやすそうですね!
(電車がない唯一の県、汽車と電車の違いについて語るシーンなどがあるそうですよ!)
どうして小説なのか
自粛と休みなど家で過ごす時間が長くなると、小説を書くことは誰にでもできる…本が好きであれば、いま、誰でも手軽に社会貢献ができる!という前例になれば、地域の広告に繋ぐことができると考えたユンさん。
そこで「地域密着型小説」と銘打ち、実際の取材地域を架空の町に変換し、今までの体験や考察をエンターテインメントとして伝える試みなのです。問題の顕在化とその解決方法を同時に行うことで社会問題に取り組んで行くそう。
また、販売金の一部を還元することでお松大権現に、まちづくりに関するアイデアを実行する予定だそう。
今後の展望
ユンさんは、一回だけのイベントで終わらせたくないという意思から、今後も小説の出版を目指しています。次作は徳島から始まる「介護」の課題に挑むプロジェクトを予定しているそう。今回だけではなので、今後の展開も気になるプロジェクトです!
クラウドファンディングの参加はこちらから!
徳島で始まる、地域密着型小説という新しい形の社会問題への向き合い方。
みなさんの支援で一緒に社会問題への解決に参加しませんか?
リターンなど、詳しいクラウドファンディング内容については下のボタンから!