1週間ぶりのこんにちは!しげです。
あわわでは企画制作部というところでなんかしてます。そんなしげの別の顔はなにを隠そう、アワログライター!
ある日、秘密結社アワログの総帥から
「お前たちの得意なジャンルで読者をアワログ沼に引きずり込め~!」
との指令が下りました…。
そこで! アワログライターのしげがどっぷりと読者さんを引きずり込むべく選んだのは…。
そう! 農業!
そうして始まったこの企画『イケてる! 農業者さん数珠つなぎ』取材がめっちゃ楽しすぎる! 毎回生産者さんの話を聞けば聞くほどまだまだ知らないことが多いなぁと実感します。
最初におことわり…
今回の記事、集合体恐怖症の方はもしかすると【閲覧注意】の画像があるかもしれません。
悪しからず!
これ、なんの花だかわかりますか?
白い花
赤い花
そして、1枚数百万円で取引される黒い花(笑)
これらはすべて蓮の花。春から夏にかけて徳島県、特に鳴門方面を車で走っていると目にすることが多いですよね(黒い花は見かけませんが)。とてもきれいな光景ですが、観賞目的ではなく、これらは全部レンコン畑。早いものでは7月中旬くらいから収穫時期を迎えます。
みなさんご存じですか?
なんと徳島県はレンコンの国内出荷量2位を誇ります。ちなみに圧倒的1位は茨城県です…。
今回はレンコン王国徳島で、かなりこだわりを持った生産方法をされている、長尾農園の長尾善裕さんをピックアップしたいと思います。これを読み終えたらあなたもレンコン博士だ!
こだわり農業者さんが推薦する農業さん
長尾農園 虎太郎くん
長尾農園にお邪魔するとまずこの子が出迎えてくれます。めちゃくちゃ人懐っこくて、番犬の役目は放棄しています。
こんにちわ~!
長尾農園 長尾善裕さん(68)
長尾さんは就農歴46年の農業の大ベテラン。実家もレンコン農家だったそうなので実際はもっと農業歴は長いかもしれませんね。もともとは米作りなどもされていましたが、今はレンコン一筋で頑張っておられます。
そんな長尾さんとの出会いは昨年の12月。京都でレストランをされているシェフに徳島県のおすすめ食材とその生産地を案内する機会があり、私の尊敬する農業者さんに紹介してもらったのが、長尾さんでした。紹介してくれた農業者さん自身もこだわりがすごい人なんですが、
その人に
「こだわりがすごい!」
「長尾さんのレンコンはびっくりするくらいおいしい」
と言わしめるほど人。実際会ってお話を聞き、シェフとレンコンを試食させてもらったんですが、ホントおいしくて二人して感動。
今まで食べてたレンコンと全然違う!
さてさて、このシェフは京都の薬膳イタリア料理『LUDENS』のオーナーシェフ、田淵 章仁さん。
なんと、あのミシュランでビブグルマンに2014、2015年に選定されたこともあるシェフなんです! そんなシェフを感動させるってすごいレンコンですよね。本当ならこの夏にも徳島に来てレンコンやハスの実の収穫体験をされる予定でしたが、コロナ禍のため断念。来年こそはぜひ行きましょうね!
レンコン・レンコン・レンコン
さて、長尾さんにお話を聞くとレンコンについて知らなかったことばかり! さすがにしげファームではレンコン栽培はしていないですからね。







味も形もダントツで「備中」。関西圏で人気のある太さと長さです。ただ収穫時期が台風時期なのでリスクはあるよね。それもあって「阿波白秀」が開発された感じかな。「オオジロ」は7月中旬から収穫できる、早生品種として重宝されるね。


あ、そういえばレンコンって毎年種を蒔いて栽培するんですか?

