
幕府御用絵師を代々つとめ、江戸におけるやまと絵を牽引してきた住吉派歴代、およびその画系の連なる板谷家、粟田口家などの画業を紹介する展覧会。また江戸時代後期、阿波徳島の出身で、江戸に出て住吉派を学び、継承してきた渡辺広輝や守住貫魚等、徳島藩御用絵師をとりあげながら、住吉派門人の拡がりについても見ていくよ。徳島ゆかりの住吉派画人たちの作品に見る影響関係などについても検討を加えながら、江戸時代後期に隆盛を誇った住吉派と、その後の近代に向けての展開について探っていこう。入館料は大人500円、高校・大学生300円、中学生以下無料。
≪関連イベント情報≫
10/23(土)13:30~15:00「江戸時代やまと絵の動向と住吉派の展開」(講演会)
11/3(水・祝)13:30~15:00「住吉派のはじまりについてー如慶・具慶を中心にー」(講演会)
10/31(日)13:30~15:00「やまと絵にみる雅の装束ー一束織・十二単ファッションショー」(イベント)
※定員各先着50名で、10/1(月)以降、電話またはメール(info.tokushima@johaku.jp)での申し込みが必要。