徳島で暮らす私たちにとって、みどりのある風景は当たり前で、日常に溶け込んでいる。しかし、観葉植物をセンスよく飾って日々の暮らしに取り入れるのと同じように、公園の芝生や街路樹など街の景観を彩るみどりが美しいのは、誰かの手によってきちんとメンテナンスされているから。『南海造園土木株式会社』は創業以来65年にわたり、個人宅の庭園管理のみならず、オフィス・工場・飲食店・結婚式場・美術館・公園の緑地管理など事業範囲を広げながら、みどりのある風景を作り出してきた。最近では、これまで蓄積してきた過去65年分の“職人の勘” とも言うべき職人技のデータベース化や、ドローン撮影による現地調査、造園知識がなくても図面が描き起こせる3Dソフトの導入など、造園業の未来を担う世代へ匠の技をつなぐことに力を注いでいる。人材育成にも貪欲で、業務の半分以上を30歳代の若手社員が担う。「社員の7割が知識・経験ゼロで異業種から入社した社員です。学歴は問いません」と田川社長。「いつの時代も社会を変えるのは若さとアイデアだ」と考える田川社長は、物事を柔軟に考え、革新的で創造的なアイデアを生み出せる人に入社してほしいと願っている。
休憩中はお互いに雑談をしながら和やかな雰囲気。社員同士が連携しながらワンチームで業務に取り組んでいる。
制服支給、退職金積立、社員旅行、健康診断、資格取得支援、祝い金支給、ゴルフレッスンなど満足度の高い福利厚生が充実。
ドローンや360度カメラによる調査画像を元に図面作成や積算を行うにあたり、未経験者でも扱える設計・積算ソフトを導入。
手作業だけでなく、重機を用いた工事も行うため、機械設備の更新は必須。定期的に設備投資を行い、作業効率UPを目指す。