生活の基盤となる住まい、多くの人が集う商業・公共施設、経済の発展を支えるオフィスビル。それら建設の“はじめの一歩” としての役割を持つのが解体工事だ。阿南市に拠点を置く『青藍』は、県南エリアを中心にあらゆる建造物の解体工事・舗装工事を請け負っていて、市の施設では羽ノ浦町のプール、阿南市内の学校などの解体工事を手がけている。また、工事によって発生した産業廃棄物の運搬・処理業も担い、資源を再利用。環境を大切にしながら、人々に慣れ親しまれてきた建物を壊し整備することで地域の再生、発展へとつなげている。そんな同社には、まったく知識がない状態からスタートしたというスタッフが多く在籍。「社内にいろいろな風が吹くように、多様なバックグラウンドや価値観を持つ人たちと力を合わせて、会社の新時代を創り上げたい」と話すのは、専務取締役・青木雅さんだ。ショベルカーやタイヤローラーといった大型重機を扱い、構造物によって解体工法が変わるため専門的な技術を要するこの仕事。だからこそ安全を第一に考え、重機の基本動作の指導には熱心で丁寧に行っている。資格取得の支援にも積極的に取り組み、未来の徳島を創造する担い手を育てている。
わからないことは先輩がサポート。きちんとスキルを身に付けられるよう丁寧に時間をかけて業務の指導を行っている。
現場の測定・見積の際、さまざまな業種の人と関わることができ、会話の中であらゆる知識を得られる喜びがある。
県南エリアを中心に、小学校や役場など街の公共施設も多く手がけている。解体作業には大型の重機を使用する。
残業時間がほとんどなく、オフタイムがしっかりと確保できる環境。休憩時間に社員同士で遊ぶことも。