和洋紙の卸売業として大正2年に創業した、徳島市に本社を置く『株式会社三井』。文房具業界最大手の『コクヨ』と昭和25年に代理店契約を交わしたことから、会社のスタイルは大きく変化し、やがて提携企業の数とともに取り扱う商材カテゴリーを大きく増やしてきた。今や紙だけにとどまらず文房具やOA機器など、企業・学校・病院といったさまざまな場所で必要とされる、マルチな商社としての地位を築き上げるに至った。社内には、創業時から続く洋紙事業部、唯一の製造部門であるフォーム印刷事業部、主にオフィス家具を販売するOSM事業部、ステーショナリーや紙製品などを取り扱うSTM事業部、そしてIT機器の販売からソリューション提案までを行うOA事業部の5事業部があり、それぞれが各分野で専門性を高めながら成長を続ける。さらに巨大地震への備えとしての需要を見据えて防災用品専門店『ソナエル+(プラス)』を開設。非常用持出袋や非常食を販売するだけでなく、防災士資格を持つスタッフらが中心となって各自治体や企業・病院などに防災対策を提案している。100年という長い時間に育てられた『三井』は、時代の流れを読みながら今後も挑戦を続けていく。
紙は厚さや手触りなど種類ごとに異なり、それらを熟知した社員が湿度管理を徹底した工場で高品質な商品を製造している。
OSM事業部では事業所や医療・福祉施設の空間設計を提案。安心・安全で心地よい空間づくりを目指している。
『三井』が経営する文房具店『BUNZO』が『フジグラン北島』内に新装開店。文具の魅力やトレンドを発信している。
『BUNZO北島店』内に併設する防災用品専門店『ソナエルプラス』では、非常食や簡易トイレなどの防災用品を販売。