Daily Web Magazine 日刊あわわ

CONSUMER-ORIENTED

消費者志向自主宣言

(1)理念

徳島で暮らすあわわのメディアユーザー(消費者)が真に求めている
“役立つ”“便利”“楽しい”“嬉しい”“面白い”といった
街のハッピーな情報を発信、または創っていきます。

(2)取組方針

●消費者のリアルな声を聞く仕組みをつくり、活かします
【④有機的連携、⑤情報提供・情報交換、⑥改善】

自社メディアにおいて、ユーザーが今まさに必要とする情報を的確に発信していくために、アンケート・街頭インタビュー・ユーザー会員座談会を定期的に実施します。
収集したユーザーの声は、全社で共有し企画会議などで積極的に活用していきます。

【2018年1月~2019年12月 取組活動報告・フォローアップ】

■2017年から毎年『Geen』3月号(2/25発売)にて、徳島県民約2000人からアンケートをとり、『クチコミグルメ特集』を展開。従来の編集部セレクトのグルメ情報発信とは違い、読者(消費者)視点の情報発信が人気となり、年間でトップクラスの販売部数を記録しています。


今後さらに、アンケート対象の属性を絞り、読者ターゲットを絞ったクチコミグルメ特集も展開し、より深い共感を得る企画にブラッシュアップしていきます。

■2018年から、Geen読者会員を募集(2019年12月現在66名)。定期的に10名前後の会員と、カフェなどで編集会議を実施。企画アイデアだけでなく、雑誌のデザイン・販促にいたるまで、幅広い範囲で、読者(消費者)のリアルな意見をヒアリングしています。『Geen』2018年12月号からは、会員参加型の企画ページもスタート。

編集会議に参加し、意見を積極的に発言する会員が固定化してきているので、今後は会員を増やすことはもちろん、幅広く意見を収集できる仕組みづくりをしていきます。

■『ワイヤーママ(子育て情報月刊誌)』では、2018年秋から、LINE@の公式アカウントを開設(2019年12月現在おともだち登録2400名)。LINE上で、様々な読者アンケートを実施し、それらの声を反映した特集・企画を展開している。例を挙げれば、”防災”に関するアンケートを実施し、徳島の子育て中のママパパがどのような情報を欲しているのかをリサーチ。それらをベースに計6ページの”防災企画”を2018年10月に展開しました。

LINE@のおともだち登録が年々増えているのは、上記のサイクルが好循環している結果だと考えています。ただ今後も、従来のエンタメ・生活情報だけでなく、例に挙げた”防災”のようなパブリックな情報・地域課題などの割合を増やし、今以上に幅広いジャンルでリサーチ・企画実施をしていきます。

●既存のメディアや企画も、スピード感をもって常に恐れず変化させていきます
【①トップのコミットメント、③意識の醸成】

激動するメディア業界だけでなく、ユーザーの嗜好やライフスタイルも目まぐるしく変わっており、そのスピードに合わせ自社メディアも柔軟に変化させていかないといけません。
そのために、毎月のマネージャー会議では会社の論理だけで編集・営業企画をたてることのないよう、経営トップがしっかりと”消費者志向”のメッセージを発信し、ユーザー視点で企画を議論していきます。

【2018年1月~2019年12月 取組活動報告・フォローアップ】

■若者を中心に紙媒体(雑誌)離れは加速しており、今後も徳島県内でより広く、多くの読者(消費者)に情報をリーチさせていくために、ウェブメディアの拡大はメディア企業として必須ミッションだと考えています。2014年から運営しているウェブメディア『AWALOG(アワログ)』においては、2016年まで雑誌編集者が兼任し、記事を作成・編集。しかし、より拡大スピードを上げていくために、2017年からは専任の運営チーム(社員1名+パート社員)に組織変更しました。さらに2019年10月からは、社員を増員し、更なる強化にチャレンジしています。

結果、『AWALOG(アワログ)』のPV数、UU数は年々増加しており、メディアとしての認知・影響力も上がってきています。引き続き、魅力的なコンテンツを増やし、さらにユーザー(消費者)がアクセスしやすく読みやすいメディアにしていくよう、UI設計も柔軟に変化させていきます。必要であれば、外部パートナー(ウェブ関連企業)との連携も積極的に実施していきます。

2017年12月23日
株式会社あわわ
代表取締役社長 岩佐乃介